ダイエットカロリーコントロールを勘違いしていませんか?
ダイエットって、日本では「痩身」とイコールで取られる事が多いでしょ。今では少しずつ意識も変わってきたでしょうけど、それでも「ダイエット=体重減」みたいな。
私はたまたま海外生活が長いのでダイエットと言われると、むしろ「食材」とか「カロリー」とか「栄養素」とかをイメージします。アメリカでは「ダイエットはするものではなくて、変えるもの」という意識があたるでしょう。
さて、ダイエットの中心はやはりカロリーコントロール。もともとダイエットを栄養素と置き換えると分かりやすいですが、アメリカ人は肉食です。テキサス州なんか肉だけで朝昼晩が終わっちゃいます。カロリーも高いですし、これではダイエット(栄養素)として適当でないのでコントロールしなければいけないという事になります。そうしないと糖尿病やら痛風やら、あらゆる成人病が出まくってしまうからです。
ダイエットが美容や痩身ではなくて、治療の一環として意識されると何に注意しなければならないでしょう。
一番はダイエットを変えて、カロリーをコントロールするパターンでしょう。摂取したカロリーが消費しているカロリーに見合った量であるかどうかを判断し経過を見守る。高血圧や糖尿病など、カロリーコントロールが重要な病気ではダイエットを変える事が重要です。
逆にダイエット治療が美容や痩身と逆ベクトルに働くケースもあります。虚弱体質などの治療では、ダイエットを変えて摂取カロリーを増やし、逆に体重を増加させるような事もあります。あるいはスポーツ選手などは虚弱体質でなくてもダイエットを見直す事で体重を増やし、パワーを上げるような切り口もあるでしょう。
ダイエットによるカロリーコントロールの第二のパターンは食事内容の制限です。
食事そのものを増減させるのではなく、摂取するダイエットの調整により過大または過小な栄養素量をコントロールする事になります。
高血圧症では塩分控えめが常識化していますが、これが第二パターンのダイエットコントロールの例です。糖尿病の等分も同じです。つまり普通に摂取していたのでは摂りすぎちゃう栄養素(ダイエット)は初めから少なくしましょうという事です。こうする事で体内のダイエットバランスを整える事が目的です。
横道にそれますが、逆に、この理屈と痩身メカニズムを組み合わせる例も多々あって、アトキンスダイエット(この場合のダイエットは痩身の意味)もその一つ。
極端な炭水化物制限をする代わりにタンパク質(お肉)でお腹を一杯にします。栄養バランスは崩れているので摂取されたタンパク質は有効に代謝されず、結果的に体重減が期待できるというもの。但し、あくまでも「本来のダイエットカロリーコントロールの考え方を逆手にとったアイデア」ですので、当然、糖尿病が進行しやすくなるなどの副作用は覚悟しておく必要があります。